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今回は「加藤官房長官の選挙区が岡山の理由」を書いた記事です。
加藤氏は東京都出身ですが、なぜなのでしょうか。
それでは、早速見ていきましょう。
選挙区が岡山の理由は祖父?
加藤氏は東京都杉並区で生まれた、生粋の「東京っ子」です。
学歴も、都立大泉高校→東京大学です。
しかし、加藤氏は衆議院選挙当選6回のうち、
2回(2003年、2005年)は中国比例ブロックで、
4回(2009年、2012年、2014年、2017年)は岡山県第5区から出馬しています。
全6回で中国地方及び、岡山県を地盤として選挙戦を勝ち抜いているのです。
加藤氏の経歴を見ると、あまり縁がない場所に見えますが、
なぜでしょうか?
加藤氏の親族をたどると、祖父の室崎勝造氏という人物がいます。
勝造氏は、漁業や水産物の缶詰加工業のほか、窯業、冷凍倉庫業を手掛け、
株式会社「室崎商店」を島根県で経営していました。
勝造氏は実業家として手腕を発揮する一方、
島根県議長を務めるなど、地元の有力者だったのです。
(1962年の参院選にも出馬し、次点で落選経験あり)
「祖父の地盤を受け継いで、加藤氏は中国地方を地元としている」と見るのが自然ではないでしょうか?
しかし、ここでひとつ疑問が。
室崎勝造氏は「島根」の実力者で、
加藤氏は「岡山」が選挙区です。
岡山も島根も同じ中国地方じゃないか!
と考える人もいると思いますが、全然違います。
山陽と山陰は距離も離れていて、
文化も気候も異なるのです。
では、どうしてなのでしょうか。
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加藤氏のバックボーンはこの人物だった
加藤氏が岡山に地盤を持っている、真の理由。
それは、加藤氏が婿養子であることから紐解けます。
加藤氏の岳父(妻・周子さんの実父)である加藤六月氏は、
農林水産大臣などを務めた有力政治家でした。
そして、この六月氏が岡山県笠岡市出身なのです。
加藤氏の選挙区である、岡山県第5区は笠岡市を含んだ選挙区というわけです。
加藤氏が岡山県を地元としている真の理由、
それは「岳父である加藤六月氏の地盤を受け継いだから」でした。
なお、加藤氏は婿入りによって、本籍地を岡山県にしています。
婿入りが加藤氏の運命を変えた
今回は室崎勝信氏もとい加藤勝信氏の選挙区が、
岡山である理由を取り上げました。
婿入りで政治家にとって重要な「地盤、看板(知名度)、カバン(政治資金)」の「三ばん」を得た加藤氏。
彼の政治人生の基盤は、
岳父の加藤六月氏が決定付けたといっても過言ではありませんね。
以上、Nobieでした!
加藤勝信氏は現在の奥さんとの結婚前に別の女性と婚約破棄となったこともありましたが、
それについては↓の記事で取り上げています。
加藤勝信の妻や娘など家族に驚きの事実!婚約破棄ありの過去も追う!
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