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今回は塩野義製薬が作成している日本製ワクチンはいつできるのかについてまた、開発が難航している理由を取り上げていきます。
新型感染症の感染拡大が依然として深刻です。
現在、海外産のワクチンが接種されていますが、
国産ワクチンが求められている事情について、
まずは見ていきましょう。
日本製ワクチンがなぜ必要?
現在、日本国内ではアメリカのファイザー社が開発した、
「mRNAワクチン」を接種しています。
このワクチンは新型感染症に対して有効性が確認されていますので、
日本産のワクチン開発はもう必要ないのではと思ってしまうかもしれません。
しかし、日本製ワクチンは確実に必要になってくると考えられています。
なぜならワクチン接種が始まってから感染症の「変異株」が出現し、
感染拡大が起こっているから。
変異株はそれに対応したワクチンを接種する必要があり、
今接種しているものだけでは対応できません。
今のワクチンだけでは防ぎきれない状態になっているのです。
変異株は世界中で猛威を奮っていますが、
それがワクチン開発にも影響を与えていたんですね。
つくづく恐ろしいことだと感じてしまいます。
この状況を打破するためにも変異株に対応した日本産ワクチンを完成させ、
いち早く接種できる体制づくりが求められています。
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塩野義製薬による開発の現状
日本製ワクチンの開発は、
大手製薬会社の塩野義製薬株式会社が行っています。
塩野義製薬は2020年12月にワクチンをプレリリース、
2020年1月には臨床試験をスタートしました。
ワクチンを作るにあたり、
塩野義製薬には他の製薬会社よりも多額の資金援助をされている、
ということもあって期待してしまいますね!
臨床試験によると、
2021年2月時点ではワクチンの安全性も高いと評価されています。
さすがメイドインジャパンというべきか、
安全面についてもしっかりとしたものを作っているようですね。
(もっとも、そうでなければワクチン接種に不安を覚えてしまいますが……)
次の臨床試験開始の前倒し計画を検討しているようで、
ワクチン開発は上手く進んでいるといってもよいでしょう。
しかしこのように開発が進む中、
なぜ日本製ワクチンの接種はなかなか始まらないのでしょうか。
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予想外の問題発生!?
欧米のワクチンよりも和製ワクチンが遅れている理由ですが、
どうやら医薬品開発の環境が違うことが挙げられるようです。
まず、国内の感染者数は海外よりも圧倒的に少なく、
必要な検体の確保が十分にできないため、臨床実験が進みづらいのだとか。
たくさんの感染者がいると、それだけデータを集めやすいということですね……
これは、日本の感染症対策が上手くいっているともいえますし、
その状況だからこその悩みといえますね。
また、日本国内に海外ワクチンを作る開発基盤がまだなく、
独自に開発を進めなければいけません。
一から何かを生み出すのは容易ではないでしょうから、
ワクチン開発をしている人たちの苦労が見て取れます。
なかなか難しい環境下で、塩野義製薬は開発を進めているわけですね。
それだけで拍手を送りたくなりますが、
「いつから和製ワクチン接種が始まるのか」についてはやはり気になります。
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接種はいつから?
残念ながら、日本産ワクチンの接種がいつから始まるかについては未だ不明です。
急いで開発しているものの、まだ実用段階までは至っていません。
仕方のないこととはいえ、もどかしく感じてしまいますが……。
ただ、日本製ワクチン増産の目途は立っています。
塩野義製薬は2021年4月から生産設備を増強し、
年間3000万人分のワクチンを作れる体制を2021年中に整える見込みです。
うまくいけば、2021年中には日本製ワクチンの接種が始まり、
国内のパンデミックも収束していくかもしれません。
これは大いに希望が持てるニュースですね!
多くの人の命と健康を救うために、
早急なワクチン開発と接種を期待しましょう!
以上、Nobieでした!
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