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国会議員の年収が高すぎる?世界ランキングでも〇位の理由を追求した

投稿日:2021年1月23日 更新日:

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こんにちは! トゥデイリー運営者のNobieです。

今回は、日本の国会議員の年収が高すぎる? ために、
議員の年収世界ランキングでも驚きの順位となっている件について書いていきます。

国会議員の年収は別記事で、
数字が出ていて計算しやすい歳費や手当などを合わせたところ、
約7000万円でした。

「高すぎる!」とはよく言われていますが、
なぜこんなに高い年収が与えられるのか、
そこから早速見ていきましょう。

収入が多い理由

国会議員の年収が高い理由を以下に3点ほど挙げてみましょう。

理由1:国会議員には実際に多くの経費がかかっている

「国会議員は何の経費もかかっておらず、丸儲けである」
というのは暴論です。

特に秘書の給与は人件費として重くのしかかってきます。

先ほど、
秘書の給与は経費として出ると書きましたが、
支給されるのは公設秘書の給与分だけです。

選挙が不定期の衆議院議員はいつ選挙があっても戦えるよう、
地元にも秘書をしっかりと抱えておく必要があります。

そのため10人以上秘書を抱えることもざらで、
その給与は議員は自費で捻出しなければならないのです。

あとは地元の事務所の家賃や光熱費などもありますし、
何かと支出が多いことは間違いないようです。

理由2:裕福でなくても国会議員になれるようにするため

理由1とも関係しますが、国会議員の給料や収入が低いと、
自腹で秘書の給与や事務所の運営費を支払える人しか、
国会議員を務められないことになってしまいます。

資産の有無が国会議員になる権利のようになってしまってはいけないので、
多くの年収が確保されるというわけです。

理由3:国会議員の質を確保するため

国会議員は、国民の代表として立法機関である国会を構成する、
責任の重い大事な職業です。
他の職業並か低い年収では、なり手がいないばかりか、
賄賂や汚職が横行することになりかねないのです。

以上のような理由で国会議員の年収は高く設定されています。

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世界の議員収入ランキングでは何位?

それでは、日本の国会議員の年収は世界基準ではどのくらい高いのでしょうか?

2019年に31カ国で実施された「国会議員報酬国際比較」の結果トップ10は以下のようになっています。

1位 シンガポール $888,428
2位 ナイジェリア $480,000
3位 日本 $274,000
4位 ニュージーランド $196,300
5位 アメリカ $174,000
6位 オーストラリア $141,300
7位 イタリア $143,352
8位 ドイツ $133,279
9位 カナダ $130,710
10位 オーストリア $117,903

このランキングでは日本の国会議員は世界第3位の年収基準のようです。
相当の高水準であることがわかります。

ただ、日本の国会議員の年収$274,000を2019年時点の「1$=約110円」レートで計算すると、
「3014万円」となります。
これは歳費と期末手当を足した金額(約2200万円)より多く、
その他の経費手当を足したものと考えられます。

つまり、上のランキングは、
純粋に歳費とボーナスを足した金額の国際比較ではないので、
注意が必要です。

また、議員年収全体でいえば、
日本の議員より多い国はまだまだあるようです。

たとえばアメリカ。
アメリカの国会議員の年収は、上のランキングでは約1900万円とされていますが、
手当を含むと上院議員では2億円、下院議員でも1億円ほどになるそうです。

なぜここまで高額になるかというと、アメリカは議員に入る「報酬」の部分と、
「経費」や「選挙費用」などを明確に分けているからです。
秘書給与などの経費は、請求してはじめて支給されることになっています。

サラリーマンの経費精算と同じで、かかった金額を後払いする仕組みとなっているのです。
(注:このような事情があるためか、上のランキングでアメリカの議員収入は経費部分を含んでいない金額になっています)

一方日本は議員の報酬部分と経費部分が曖昧です。
「払いきり」のため、議員報酬から秘書給与を出したり、
文書通信交通滞在費を私費流用することも可能になっているのです。

こうした国ごとの事情の違いがあるため、
国別の国会議員の収入ランキング比較はやや難しい部分が多いといえます。

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日本の国会議員は誠実だと貧乏になる?

ここまで日本の国会議員が高収入な理由と世界各国の議員収入ランキングなど見てきました。

日本とアメリカの比較では、
議員としての収入が多いのは日本ですが、
誠実に秘書の給与や政治活動費を支払っていくと、
手元に残る金額はアメリカの議員のそれより少なくなる可能性があります。

これは歪みを生む構造ですね。
アメリカのように議員報酬と経費や手当をはっきり分ける方がクリーンな印象を与えるでしょう。

もちろん、議員の数の違いなど国ごとで考慮すべき点は多くありますが、
「日本の国会議員の年収が高すぎる」というイメージは、
経費も私費のように見えてしまう仕組みを変えていくことで、
いくぶん改善されるのではないでしょうか?

以上、Nobieでした!


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東京生まれ東京育ち。ライター、編集として活動しています。以前は週刊誌記者をしていました。

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