トゥデイリー

今日(Today)×毎日(Daily)の知りたい情報をピンポイントに追求

国内ニュース 経済・お金

炭素税はいつから導入?問題点や反対意見が多い理由を暴く!

投稿日:2021年3月14日 更新日:

スポンサードリンク

炭素税はいつから導入?問題点や反対意見が多い理由を暴く!
出典:環境省

今回は炭素税の導入がいつからなのか、さらに問題点や反対意見が多い理由について取り上げていきます。

反対意見が多いようですが、今後一体どうなるのか。

では、早速見ていきたいと思います。

現状の「炭素税」とは?

「炭素税」とは、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出量を抑えることが目的で、化石燃料
(石炭、石油、ガソリン、軽油、灯油、重油など)の消費に対して課せられます。

日本では、2021年現在「炭素税」という名称での税負担はありません。
ただ、炭素税の一種として「地球温暖化対策税」が2012年から設けられています。

これは、地球温暖化を進める二酸化炭素(CO2)の排出量1トンにつき、
289円を課税するというもの。

企業に課税されていますが、
その税金分は消費者に転嫁されるので、実質的には国民への増税です。

地球温暖化対策税による税収は2600億円(2022年度見込み)で、
主に再生可能エネルギー導入や、省エネの対策に使われます。

また、国民の家計負担は年間プラス1200円とのこと。
大きい負担とはいえないものの、
元々この負担はなかったわけですから、地味に嫌な金額ですよね。

しかし、日本の炭素税である地球温暖化対策税の課税額は、
諸外国に比べると格段に低いものとなっています。

特にヨーロッパで導入されている国が多く、税額がスウェーデンは1トンあたり約1万4千円、スイスも1万円以上などと、比較にならないものになっています。

そこで、日本も炭素税の増税(本格導入)を検討し始めているというわけです。

スポンサードリンク

問題点と増税が現実味を帯びる理由

ただ、炭素税の導入は問題が多いとして反対意見も多く聞こえます。
そのためか、本格導入の時期はまだ未定となっています。

問題点としては、やはり国民の経済的な負担増が挙げられるでしょう。

新型感染症の影響で経済的に困難な状況を強いられている国民への増税は、
非常に支持が得られにくいと考えられます。

関連して、どこまで増税するのかという問題もあります。
いきなり欧米諸国のような税額にすれば経済混乱をも招くからです。

また、増税は経済成長を阻むことが多いですが、
炭素税は特に経済界への影響が大きいと考えられることも問題です。

なぜなら、CO2の排出と経済発展は比例する部分があり、
そこに、CO2抑制施策である「炭素税」を本格導入となると、
経済的停滞を招くことが予想されるからです。
国際競争力の低下を憂う声もあります。

しかし、こうした反対意見を押しのけて炭素税本格導入が検討される理由は、
2020年の菅義偉首相による所信表明演説を見るとわかりやすいでしょう。

菅義偉首相は、日本において2050年にCO2排出ゼロの「脱炭素社会」実現を目指すと表明しています。

この所信表明内容を具体的に進めるためにも、炭素税の増税が検討されているというわけですね。

ただ、この脱炭素社会への取り組みとしての炭素税本格導入は、
国民にとって危険な流れというべきです。

炭素税に対する危惧

炭素税は一部で「大企業優遇政策」の一つになるのではないか、
とも言われています。

現在、石油や石炭などに対して課されている「石油石炭税」のように、
免税項目などが設けられるとその減免分は国民に転嫁されるのではという疑いの声があるのです。
(鉄鋼業界や沖縄電力に対して税優遇が行われている)

大企業に対しての優遇政策と化するならば、
「環境保全」のためという、炭素税の意義は失われます。
そして、残るのは増税という現実だけです。
国民の負担が増すばかりです。

炭素税は例外的な減免措置がないことを最低条件とする必要があるでしょう。
加えて、経済的な影響が大きいことも考慮に入れ、慎重に検討されるべきですね。

以上、Nobieでした!


この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます↓↓

スポンサードリンク

スポンサードリンク

スポンサードリンク

スポンサードリンク

-国内ニュース, 経済・お金

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

プロフィール

運営者:Nobie(のびー)
性別:男

東京生まれ東京育ち。ライター、編集として活動しています。以前は週刊誌記者をしていました。

日々の情報で「知っておいてよかった」「ニュースって面白い!」と思ってもらえるようなコンテンツを作っていきたいと思っております。

ぜひ楽しんでいってください。