
今回は、「加藤官房長官の髪型から付けられた面白いあだ名と、加藤氏の経歴」について書かれた記事です!
突然ですが、今テレビやネットで国内のニュースを見ているときに、「いつも出てるな~」と思う人って誰でしょうか?
今をときめくトップアイドル、タレント性豊かな大学教授、MCをはしごするお笑い芸人、総理大臣……などなど、思い当たる人が何人もいるかと思います。
その中でもトップレベルの遭遇率を誇る人物として「内閣官房長官」が挙げられるでしょう。
なぜかといえば、官房長官は内閣のスポークスマンであり、平日はほぼ毎日会見を行うなど、露出頻度が高いからです。
現在の官房長官は加藤勝信(かとう・かつのぶ)氏です。写真に見覚えがある人も多いのではないでしょうか?
それでは、今日ニュースを見る際には避けて通れない、加藤官房長官についてまとめていきます。
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加藤官房長官の経歴
加藤勝信氏は、1955年11月22日東京都生まれの65歳です。
出生名は「室崎勝信」で、後述しますがのちに加藤姓となりました。
東京都立大泉高校を卒業後、東京大学経済学部に進学します。卒業後の1979年には大蔵省に入省するというバリバリのエリートコースですね。
大蔵省で官僚として働きながら、安倍晋太郎氏の信任厚い加藤六月氏の秘書官も勤め、政治家転身への足がかりとします。
また、加藤氏の娘と結婚、その際に婿養子となったため、加藤姓に改姓しました。
1995年に大蔵省を退官してからは加藤六月の秘書を勤め、選挙を二回落選した後、
2003年の衆議院選挙で自民党から出馬し初当選しました。(以後当選六回)
自民党内での所属派閥としては、入党のきっかけを作った橋本龍太郎元首相が会長の平成研究会(通称:竹下派)に入会しています。
2015年には「内閣府特命担当大臣(少子化対策、男女共同参画)及び一億総活躍担当、女性活躍担当、再チャレンジ担当、拉致問題担当、国土強靱化担当」として初入閣。
(担当事項が多すぎますね……)
当時の安倍晋三首相からは父・晋太郎の信任厚かった加藤六月の娘婿ということで、信頼されていたようです。
2019年には厚生労働大臣・働き方改革担当大臣を兼務。2020年に菅義偉内閣が発足すると、菅首相の後任の官房長官として起用されるなど、ここまで順調な出世といえるでしょう。
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露出が増えてきた理由
- 要因1.2019年に厚生労働大臣・働き方改革担当大臣に就任したこと
2020年初頭から新型コロナウィルスが感染拡大したため、
健康・医療などに関する行政機関の大臣である加藤氏の発言がメディアによって大きく報道されたのです。
中でも、新型コロナウィルス感染が疑われる目安として「4日以上の発熱が続く場合は必ず医療機関に相談」という厚生労働大臣としての発表が、
診療を受ける「絶対基準」のように報道されてしまったことに対しては、加藤氏本人も遺憾の意を表しています。
たしかに「4日以上の発熱」という目安は、2020年前半まで絶対的なものとして考えられていました。
これは加藤氏の発言とメディアの報道のずれと双方の認識の甘さが生んでしまった誤解といえるでしょう。
- 要因2.官房長官への就任
菅首相が歴代最長の官房長官として内閣に大きな存在感を誇っていたため、
その後任に誰がなっても注目を浴びることは必然だったのです。
現在の加藤官房長官への注目は、菅首相および菅官房長官によるところが大きく、
加藤氏の能力が十分に評価されているとはまだ考えづらいといえます。
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加藤官房長官のあだ名とは?
これは髪型から付けられたあだ名のようですが、ネットを中心に「たわし」と呼ばれているようです。バリバリに立った髪はたしかに特徴的です。
会見で記者から「ネットで何というあだ名が付けられているか知っているか」と聞かれた加藤氏は、
たわしと呼ばれていることは知らない様子でしたが、その後の発言はなかなかふるっています。
「(たわしは)磨くための道具ですから、しっかり(自分を)磨いていきたい」
と言ったのです。
なかなか当意即妙ですね。
ユーモアのセンスがあることもうかがえます。
ネットであだ名を付けられることは、ちょっと変なあだ名であっても認知度が向上している証ですから、
政治家としては喜ぶべきことなのでしょう。
今後も期待される加藤官房長官
今回は現内閣のスポークスマン、加藤勝信官房長官についてまとめてきました。
政権に大きな影響力のある官房長官ですから、大変な重責ですが、
ここで官房長官として役割を勤め上げれば、
まだ65歳と比較的若いことから、さらなる重要ポストへの起用、躍進も見えてきます。
大いに注目していきたいところですね。
以上、Nobieでした!
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