
今回の記事では、丸川珠代氏が「愚か者Tシャツ」の発案者? という件、
さらには「女ヤジ将軍」という愛称が付けられている理由も探っていきます。
東京大学卒で、美人アナウンサーとして知られていた丸川氏と、
「愚か者」というワードはあまり関連性がないようにも思えますが……。
早速見ていきましょう。
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丸川氏と「愚か者」
元・テレビ朝日のアナウンサーとして、活躍していた丸川珠代氏。
2007年から参議院議員を務め、現在3期目です。
2021年2月18日、丸川氏は東京オリンピック・パラリンピック担当大臣に4年ぶりに就任しました。(内閣府特命担当大臣[男女共同参画]、女性活躍担当大臣を兼務)
今回は、橋本聖子氏(東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長に就任)の後任であり、
オリンピック開幕まで半年を切った段階での大臣交代ということで注目を集めています。
さて、本記事のタイトルにもある、丸川氏と「愚か者」という言葉の関係性ですが、
「この愚か者めが!」と丸川氏が発言したというエピソードがあるのです。
時は2010年。
丸川氏が所属する自由民主党が野党だった時のこと。
参院厚生労働委員会で「子ども手当法案」が強行採決されたのです。
その時の丸川氏のヤジが、以下の動画で確認できます。
(「この愚か者めが!」のヤジは03:40頃ですが、強行採決に至るまでの丸川氏のヤジが激しくなる様子は02:15頃から見るとわかりやすいです)
「この愚か者めが!」
「このくだらん選択をしたバカ者どもを絶対忘れん!」
というヤジの主が丸川氏です。
(ちなみにヤジを飛ばされたのは当時の厚生労働委員長・柳田稔氏)
「異議があるので採決する」という意味が通らない強行採決には驚きますね。
丸川氏が、本当に心の底から「愚か者めが!」と叫んでいるのがわかります。
このヤジは、批判の対象になりつつ、
自民党は「この愚か者めが」と大きく書かれたTシャツを1500円で販売するなど、
大きな反響を呼びました。
また、Tシャツの発案者なのですが、こちらは丸川氏ではなく、当時の自民党広報本部長、現・東京都知事の小池百合子氏だったとのこと。
(よく売れたそうです)

しかしまぁ、ヤジの言葉のチョイスがいかついですよね……(笑)
本人は後日テレビ出演した際に「何か言葉が降りてきた」と語っています。
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丸川氏と「ルーピー」
丸川氏の苛烈なヤジのエピソードはまだあります。
これも丸川氏の発したヤジです。
ただ、今回は相手がさらに大物になります。
相手は当時の内閣総理大臣・鳩山由紀夫氏。
以下の動画をご覧ください。
(「ルーピー」のヤジは00:20頃)
お聞きいただけましたでしょうか。
実によく聞こえますね~。
さすが、元アナウンサー。現役政治家の中でもトップクラスの声の通りやすさではないでしょうか。
この「ルーピー」という言葉ですが、
アメリカの日刊紙ワシントン・ポストが鳩山氏を評した言葉として知られています。
どういう意味かといえば、
loopy=変わった、狂った、ばかな
といったところです。
総理大臣が外国の新聞にここまで酷評を書かれてしまうのも問題ですが、
丸川氏もすごい。
総理大臣に「お前は変わっていて、狂っている」という意味のヤジを、
誰も肩できないほどの通る声で飛ばしているんですから。
度胸が据わった政治家といえますね。
あだ名は「女ヤジ将軍」
さて、上記のような目立つヤジを飛ばしていた丸川氏に付いたあだ名が、
「女ヤジ将軍」。
ヤジを飛ばすのが若手議員の役割というのもありますが、
言葉のチョイスや声の通りやすさで、
丸川氏はヤジ将軍に“就任”したわけですね。
現在3期目で大臣経験もある丸川氏が、
以前のようなヤジをバシバシ飛ばす場面は今後あまり見られないかもしれません。
しかし、その分オリンピック・パラリンピック担当大臣としての実務能力に注目が集まることでしょう。
以上、Nobieでした!
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